髪はいわば体の“末端組織”
内臓や筋肉と違い、食べたものの栄養は1番最後に回ってきます
だからこそ食生活が悪化すると髪に影響が出ることが多いです
①大豆製品
女性ホルモンの分泌を助けるビタミンEとたんぱく質が豊富です
豆乳なら無調整よりも調整豆乳の方がビタミンEが多いです
特に納豆は食物繊維やナットウキナーゼが豊富で、腸内環境の改善に役立ちます
腸がきれいになれば普段の食事の栄養効果がアップします
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするといわれ、
ホルモンバランスの乱れからくる薄毛の予防が期待できます
②牡蠣(カキ)
髪の健康に欠かせない亜鉛の含有量がダントツです
髪の “原材料”であるたんぱく質も豊富で、
ビタミンやミネラルと合わせて摂ることができます
③青魚
毛母細胞を活性化するビタミンB2のほか、髪が伸びるのを助けるビタミンB6、
頭皮の血流をよくするEPA、抜け毛を防ぐビオチンなど、
髪にいい栄養素がたっぷりです
特にいわし、煮干し、しらすなどがおすすめです
髪の毛に栄養を届けるためにも、
“血液サラサラ効果”のあるEPAは積極的に摂ってほしいです
この時期なら、中とろやあじの刺身などで手軽に取り入れられますよ
④レバー
不足すると抜け毛の原因になる鉄分が豊富です
女性はただでさえ鉄欠乏貧血になりやすいので積極的に摂ってほしいです
亜鉛だけでなく、ケラチンの合成に必須なビタミンAもたっぷり入っています
特に亜鉛とビタミンAの含有量の多い鶏、豚のレバーがおすすめですよ
⑤鶏肉
髪の主成分はケラチンというたんぱく質。
手軽にたんぱく質が摂れる鶏肉は毎日の食事に取り入れてみては?
髪に栄養を運びやすくし、抜け毛を防ぐ効果が期待できるビオチンも豊富に含まれます
⑥ ナッツ
毛根を成長させる亜鉛、白髪予防に効果のある銅が
豊富なカシューナッツが特にオススメです
⑦卵
ビタミンC以外のすべての栄養素が摂れるとされる卵は、
たんぱく質も手軽に摂れる万能食品です
硫黄成分には脱毛予防効果もあります
⑧ 緑黄色野菜
緑黄色野菜に多く含まれるビタミンAは、毛母細胞を活性化させます
抗酸化物には毛包を保護し、薄毛の進行を防ぐ作用がありますよ
⑨ごま
血流をよくするビタミンE、B群のほか
鉄分やミネラルなどの微量栄養素も豊富です
消化が悪いのでよく噛んで食べるのがポイントです
東洋医学では黒ごまは“白髪、薄毛にいい“と重宝されています
⑨牛肉の赤身
たんぱく質だけでなく亜鉛も豊富です
脂質の摂りすぎはドロドロ血を招くので、選ぶなら赤身を
髪のためには、高たんぱく、低脂質”が基本ですが、
ビタミンやミネラル、食物繊維も忘れずにつけ合わせのサラダなどで補って下さいね
⑩海藻類
新陳代謝にかかわる甲状腺ホルモンの正常な分泌を促すヨウ素が豊富です
毛包の細胞増殖を助けるフコダインも含まれています
髪が伸びる速度は、3日で1mm
すぐに効果が出ないからこそ毎日の食事でコツコツと取り組みたいですね